【仕訳】私用の銀行口座を、事業用に使う場合の、最初の仕訳

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通帳残高と、会計ソフト上の残高を、一致させるために

私は、私用(プライベート用)として以前から使っていた楽天銀行の普通預金口座を、事業用として2019年から使っています。

この場合、2019年のはじめに、1つ、仕訳が必要になります。

これは、「楽天銀行の通帳残高」と「会計ソフト上の楽天銀行(普通預金)残高」を一致させるためです。

(注)私は、やよいの青色申告オンラインを使用していますが、他の会計ソフトでも、残高を一致させるためには同じ仕訳が必要になります。

例えば、私用として使っていた楽天銀行口座(2018年12月31日の残高が10,000円)を、2019年から事業用として使うとします。

そして、2019年に、売上代金300円が楽天銀行口座に入金された場合、下記の仕訳①を行います。
私用の銀行口座仕訳①(確定申告)

ただし、上記の仕訳①だけでは、会計ソフト上の楽天銀行(普通預金)残高は、300円です。

これに対し、楽天銀行の通帳残高は、10,300円です(2018年12月31日の残高が10,000円の楽天銀行口座に、売上代金300円が入金されたため)。

この場合、会計ソフト上の残高を正しいもの(10,300円)にするために、はじめに(私の場合、2019年1月1日に)、下記の仕訳②が必要になります。
私用の銀行口座仕訳②(確定申告)

事業主借とは、私用(プライベート用)の現金・預金を事業用に使う場合、貸方に用いる勘定科目です。

「2018年12月31日の残高10,000円を、事業用として使います」という意味の仕訳②をするのです。

上記の仕訳②を行うことで、会計ソフト上の楽天銀行(普通預金)残高も、10,300円(10,000円+300円)になりました。

もちろん、上記の仕訳②を行うことで、10,000円は、事業用の経費の支払いなどに利用できるようになります。

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余談ですが、私は、お金の受取りと支払いを、全て、楽天銀行口座で行っています。

私が使っているやよいの青色申告オンラインには、楽天銀行の取引データ(入出金明細)を自動で取り込んでくれ、しかも、仕訳までしてくれる機能(スマート取引取込)があります。

一度、設定さえしてしまえば、あとは、自動で仕訳してくれるため、確定申告の時期に慌てることもなくなりました。

仕訳入力に時間を取られたくない方は、試してみてはいかがでしょうか。

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※ 確定申告について、パソコンを使って電子申告(e-Tax)する場合、マイナンバーカードを読み取るためのICカードリーダー(例えば、ICカードリーダー USB-NFC4Sなど)が必要になります。

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