【簿記】売掛金の入金時に、振込手数料が差し引かれた場合の仕訳

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問題

得意先新橋商店からの掛け代金30,000円の回収として、振込手数料500円(当店負担)を差し引かれた残額が、当店の当座預金口座に振り込まれた。

解答

売掛金から振込手数料が差し引かれた場合の仕訳

解説

売掛金を当座預金口座や普通預金口座に振り込んでもらう際、振込手数料を当店が負担する場合と先方(新橋商店)が負担する場合があります。

当店が負担する場合、解答のように、掛け代金30,000円から振込手数料500円を差し引かれた残額29,500円が入金されます(30,000円分の商品を販売しても、29,500円しか受け取ることができません)。

この場合、振込手数料500円は、借方に「支払手数料」500円として仕訳します。

先方(新橋商店)が負担する場合、仕訳は下記のとおりになります。

振込手数料は相手方が負担する場合の仕訳(売掛金)

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上記の仕訳のとおり、振込手数料は差し引かれませんので、掛け代金30,000円が入金されます(30,000円分の商品を販売して、30,000円全額受け取ることができます)。

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