【簿記】他人振り出しの約束手形を、銀行で割り引いた場合の仕訳

問題

掛け代金の回収として受け取った、得意先代々木商店振り出し、当店宛ての約束手形20,000円を、取引銀行で割り引き、割引料500円を差し引かれ、手取り金が当座預金口座に振り込まれた。

解答

約束手形の割引仕訳(手形売却損)

解説

この問題の前提として、掛け代金の回収時に、下記の仕訳をしています。

約束手形の受取仕訳(売掛金)

代々木商店(他人)振り出しの約束手形を受け取ったため、上記のように、借方に「受取手形」の仕訳をします。

そして、受け取った約束手形を割り引いてもらうこの問題において、貸方に「受取手形」の仕訳をします。

その際、差し引かれる割引料(手数料)は、借方に「手形売却損」として仕訳します。

約束手形を受け取った場合、通常、受け取ってから2〜3ヶ月後の満期日に、銀行でお金と交換してもらいます。

しかし、銀行にお願いすれば、満期日よりも前にお金と交換してもらうこともでき、これを「手形の割引」といいます。

「手形の割引」をしてもらう場合、割引料(手数料)が差し引かれるため、20,000円の約束手形であっても、20,000円を受け取ることはできません(この問題では19,500円しか受け取ることができません)。

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銀行側は、「満期日よりも前にお金と交換してあげるんだから、代わりに割引料(手数料)ちょうだいね!」という考え方です。

「手形の割引」は、資金不足で、とにかく早くお金が欲しい場合に利用されます。

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