【簿記】電話代を支払った際、勘定科目を誤った場合の訂正仕訳

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問題

店舗の電話代30,000円を現金で支払った際、誤って借方の勘定科目を広告宣伝費としてしまったため、本日、これを訂正する。

解答

通信費と広告宣伝費の訂正仕訳(修正仕訳)

解説

この問題の前提として、店舗の電話代を支払った際、下記の誤った仕訳が行われています。

広告宣伝費の誤った仕訳

したがって、この問題において、訂正仕訳を行うことになります。

訂正仕訳は、まず、下記のように誤った仕訳の逆仕訳(仕訳①)をして、誤った仕訳をする前の状態に戻します。

広告宣伝費の訂正仕訳(修正仕訳)

次に、下記のように本来の正しい仕訳(仕訳②)をします。

通信費の訂正仕訳(修正仕訳)電話代・携帯電話代・スマホ代

上記のように、電話代・切手・はがき等の支払いには、借方の勘定科目に通信費を用います。

広告宣伝費は、新聞広告・チラシ・看板等の支払い時、借方に用いる勘定科目です。

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最後に、上記①と②の仕訳を相殺したもの(①の借方の現金30,000円と②の貸方の現金30,000円を相殺したもの)を訂正仕訳(この問題の解答)とすると、理解しやすいと思います。

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