【減価償却・生産高比例法】月割計算しない理由

減価償却(固定資産を、年の途中から、使い始めた場合)

減価償却とは、固定資産を費用化することであり、費用化の方法には「定額法」や「定率法」、「生産高比例法」などがあります。

固定資産を取得して、年の中途に事業の用に供した場合(年の途中から使い始めた場合)、「定額法」や「定率法」では、時の経過により減価する(価値が減少する)と考えるため、月割計算をします。

【減価償却】(定額法・定率法)と(直接法・間接法)の違い

これに対し、「生産高比例法」では、固定資産を取得して、年の中途に事業の用に供した場合であっても、使用した分だけ減価すると考えるため、月割計算はしません。

【減価償却】生産高比例法で減価償却できない固定資産と、その理由

【仕訳】生産高比例法で減価償却する場合(直接法と間接法の違い)