前受金
商品を販売する場合、実際に商品を引き渡す前に、代金の一部を先に受け取ることがあります。
これを「手付金」または「内金」といい、この場合、「前受金」という勘定科目で仕訳処理を行います。
前受金の仕訳については、下記の記事にまとめてありますので、よろしければご覧下さい。
仮受金
お金を受け取ったが、「内容がはっきりしていないもの」がある場合、一時的に、「仮受金」という勘定科目で仕訳処理を行います。
仮受金の仕訳については、下記の記事にまとめてありますので、よろしければご覧下さい。
▷【簿記】商品の返品があった場合の、売り手と買い手の仕訳(三分法)
前受金と仮受金の違い
前受金と仮受金は、「負債」である点では共通していますが、
前受金は、既に決まっている商品の販売について、商品の引き渡し前に、代金の一部を受け取った場合に用いる勘定科目です。
これに対し、
仮受金は、まだ、はっきりしていない取引内容について、お金を受け取った場合に用いる勘定科目です。