【英文法】文の主要素『補語』、主格補語と目的格補語の違い

文の主要素『補語』

文の主要素の1つである補語( Complement )とは、「補って叙述を完全にする語」の意です。

たとえば 、

The boy is honest.

(その少年は正直だ)

[ 第2文型 ]

という文で、honest がなければ、主語についての叙述が不完全になってしまい、文意が成り立ちません。

また、

They elected him chairman.

(彼らは彼を議長に選んだ)

[ 第5文型 ]

という文で、chairman がなければ目的語についての叙述が不完全になってしまい、chairman を補ってはじめて文意が完全になります。

poll と toll の違い(日本語の意味が、全く異なる英単語)

主格補語と目的格補語の違い

第2文型( S+V+C )の補語( C )は、主格補語と呼ばれ、「主語=補語」 の関係が成り立ちます。

これに対し、第5文型( S+V+O+C )の補語( C )は、目的格補語と呼ばれ、「目的語=補語」 の関係が成り立ちます。

※ 補語( C )の、( C )は、( Complement )の略です。

advent と adverse の違い(日本語の意味が、全く異なる英単語)