【第4・第5文型】同じ動詞が両方の文型で用いられる場合(例文付)

第4文型と第5文型

第4文型[ S+V+O+O ]の動詞は、目的語を二つとり、give がその代表で、授与動詞と呼ばれます。「〜に」に相当するほうが間接目的語、「〜を」に当たるほうが直接目的語です。

第5文型[ S+V+O+C ]の動詞は、目的語と補語をとる不完全他動詞ですが、この補語は目的格補語と呼ばれ「目的語 = 目的格補語」の関係が成り立ちます。

eliminate と illuminate の違い (日本語の意味が、全く異なる英単語)

例文

① He wrote me a letter.

[ S+V+O+O ]

(彼は私に手紙を書いた)

② I think him a fool.

[ S+V+O+C ]

(僕は彼はばかだと思う)

core と court の違い (日本語の意味が、全く異なる英単語)

なお、同じ動詞が、 第4文型と第5文型、両方の文型で用いられることもあるので注意が必要です。

③ He made me a suit.

[ S+V+O+O ]

(私に服を作ってくれた

④ They made me captain.

[ S+V+O+C ]

(私を主将にした

donate と dominate の違い(日本語の意味が、全く異なる英単語)