【配当金】株式購入後に減配や無配になるリスクを最小限に抑える方法

配当金とは

株式を購入すると、年に1~2回、配当金をもらえる場合があります。

例えば、私が、池袋株式会社の株式を購入したとします。

この時点で、私は、池袋株式会社の株主です。

そして、池袋株式会社がお金を稼いだ(利益を出した)場合、池袋株式会社は、稼いだお金(利益)の一部を、株主である私に分配してくれます。

これが、配当金です。

なお、配当金は、会社が稼いだお金(利益)の一部を、株主に分配してくれるものであるため、稼ぎが増えれば「増配(配当金が増えること)」されることもありますが、稼ぎが減れば「減配(配当金が減ること)」されたり、「無配(配当金がもらえなくなること)」になることもあります。

※ 上場企業(有名な会社)の株式を購入するには、証券会社への口座開設が必要になります。

【配当金】上場企業の増配・減配・無配等に関する最新情報を、いち早く知る方法

東京証券取引所が運営するTDnet(適時開示情報伝達システム)を通じて開示された会社情報を、誰でも無料で見られる「適時開示情報閲覧サービス」を利用すると、上場企業(有名な会社)の増配・減配・無配等に関する最新情報を、いち早く知ることができます。

利用方法は、

適時開示情報閲覧サービス」にアクセスして、

「適時開示情報閲覧サービスはこちら」をクリックし、

「適時開示情報検索へ」をクリックします。

そして、キーワード検索に「配当」と入力し、

「検索期間」を指定し(検索期間は、1ヶ月前から当日までの任意の期間を指定できます)、

検索をかけると、

期間中に開示された増配・減配・無配等に関する最新情報が、一覧で表示されます。

気になる会社が見つかったら、そのまま詳細ページに飛んで内容を確認することもできます。

この作業を、1週間に1回でも行えば、最新情報を見逃すことはありません。

なお、配当関連情報は、大半が取引時間終了後(平日の夕方以降)に開示されますが、取引時間中に開示されることも時々あります。

株式購入後に減配や無配になるリスクを、最小限に抑える方法

上記のとおり、配当金をもらうために株式を購入することには、稼ぎが減れば「減配」されたり、「無配」になるリスクがあります。

したがって、「配当金がたくさんもらえると思って株式を購入したら、その後、業績が悪化して無配になってしまった」等のリスクを最小限に抑えるためには、たとえ魅力的な会社の株式であっても、購入日を分散させて、少額ずつ買っていくしかありません。

ただし、東京証券取引所などに上場している企業(有名な会社)の株式は、原則として、100株単位での購入になります。

例えば、株価が1,800円の会社の株式を購入するには、原則として、最低でも180,000円(1,800円×100株)のお金が必要になってしまいます。

そこで、活用したいのが、例えば、マネックス証券です。

マネックス証券では、1株単位で購入できる株式もあり、その中には、配当金がもらえる株式もあります。

1株だけ購入して、配当金がもらえる会社があるのです。

株式購入後のリスクを最小限に抑えるためにも、マネックス証券を活用して、購入日を分散させて、少額ずつ買っていくことをおすすめします。