【簿記】社債を購入し、代金は後日支払う場合の仕訳(付随費用含む)

※本ページはプロモーションが含まれています。

問題

秋葉原株式会社の社債を300,000円で購入し、代金は、購入手数料1,000円と合わせて3日以内に証券会社へ支払うこととし、未払いとして計上した。

解答

社債購入の仕訳(有価証券・未払金)

解説

社債・国債・地方債・株式などを購入した場合の勘定科目は、有価証券(資産)になります。

また、商品売買以外の取引から生じた代金の未払分(有価証券・建物・土地・消耗品などの資産を購入して代金は後日支払う場合など)の勘定科目は、未払金(負債)になります。

有価証券の金額(取得原価)は、購入代価300,000円と、購入手数料などの付随費用1,000円を、合わせた金額301,000円になります。

社債とは、会社が借金をする際に発行する借用証書(紙)です。

秋葉原株式会社の社債を購入する、ということは、秋葉原株式会社にお金を貸し付けることを意味します。

【簿記】納期の特例承認を受けた源泉徴収所得税を納付した場合の仕訳

なお、秋葉原株式会社の社債を購入した場合、定期的に、秋葉原株式会社から利息を受け取ることができます(利払期日が到来した社債の利札)。

利息の受け取りに関する仕訳問題は、利払期日が到来した公社債の利札について、利払日の仕訳で確認することができますので、よろしければご覧下さい。

【簿記】未収入金(未収金)を回収した場合の仕訳

【日商簿記検定試験】予想問題(ネット試験・統一試験)