【簿記】取得した株式について、配当金領収証を受け取った場合の仕訳

※本ページはプロモーションが含まれています。

問題

3年前から保有している品川株式会社の株式について、配当金領収証8,000円が送られてきた。したがって、本日、適切な処理を行う。

解答

配当金領収証の仕訳(受取配当金)

解説

配当金領収書証を受け取った場合、借方は「現金」、貸方は「受取配当金」で仕訳します。

株式を購入すると、年に1~2回、配当金をもらえる場合があります。

例えば、私が、品川株式会社の株式を購入したとします。

この時点で、私は、品川株式会社の株主です。

そして、品川株式会社がお金を稼いだ(利益を出した)場合、品川株式会社は、稼いだお金(利益)の一部を、株主である私に分配してくれます。

これが、配当金です。

【簿記】固定資産の売却代金を事前に受取った場合(仮受金の取扱い)

配当金領収証とは、配当金を受け取るための引換券です。

配当金領収証は、銀行や郵便局などに持参すると、直ちにお金(現金)と交換してもらえるため、簿記では「現金」として取り扱います。

したがって、借方は「現金」になります。

なお、配当金領収証の名称について、配当金領収書ではなく配当金領収証です。「書」ではなく「証」ですのでご注意下さい。

【簿記】「前受収益」と「前受金」の違い

【日商簿記検定試験】予想問題(ネット試験・統一試験)