Amazonギフト券などを、割引価格で購入した場合の仕訳

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Amazonギフト券、

楽天ポイントギフトカード、

iTunesカード、

Google Playギフトカード、

などは、商品券(ギフト券)売買サイトにおいて、割引価格で購入することができます。

ただし、サイトによっては、購入前にあらかじめお金を振込んでおかなければならない場合があり、確定申告のための仕訳処理が複雑になります。

そこで、この記事では、商品券売買サイトにおいて商品券を割引価格で購入し、使用した場合の仕訳を、具体例を用いて下記の順番に解説します。

  1. お金を振込んだ時
  2. 購入した時
  3. 使用した時

注)商品券を定価や無料で取得し、使用した場合の仕訳処理などついては、下記の記事にまとめてありますので、よろしければご覧下さい。

商品券(Amazonギフト券など)の取得時と使用時の仕訳

1.お金を振込んだ時

商品券購入のためのお金を、商品券売買サイトに振込んだ場合の仕訳を確認します。

銀行によっては、お金を振込む際、振込手数料がかかりますので、振込手数料の仕訳も忘れないようにしなければなりません。

《具体例》

『Aさんは、Amazonギフト券を購入するためのお金50,000円を、Aさんの普通預金口座から商品券売買サイトの預金口座に振込んだ。その際、振込手数料400円がかかった。』

この場合の仕訳は、下の画像のとおりになります。

ギフト券仕訳1

借方は、前払金(資産)と支払手数料(費用)、

貸方は、普通預金(資産)、

になります。

なお、Aさんの普通預金口座から商品券売買サイトの預金口座に振込むのではなく、銀行ATMなどから現金を商品券売買サイトの預金口座に振込む場合の仕訳は、下の画像のとおりになります。

ギフト券仕訳2

現金を振込む場合、

貸方は、現金(資産)、

になります。

Amazon公式サイト(Amazonギフト券のページ)

2.購入した時

商品券を、割引価格で購入した場合の仕訳を確認します。

《具体例》

『Aさんは、20,000円分のAmazonギフト券を商品券売買サイトで19,000円で購入し、代金は既に振込んであるお金で決済した。』

この場合の仕訳は、下の画像のとおりになります。

ギフト券仕訳3

借方は、商品券(資産)、

貸方は、前払金(資産)と雑収入(収益)、

になります。

20,000円分のAmazonギフト券を19,000円で購入しており、差額の1,000円は儲かったことになりますので、1,000円は雑収入(収益)になります。

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3.使用した時

割引価格で購入した商品券を、使用した場合の仕訳を確認します。

《具体例》

『Aさんは、Amazonで、コピー用紙を30,000円で購入し、代金は19,000円で購入した20,000円分のAmazonギフト券と現金10,000円で支払った。』

この場合の仕訳は、下の画像のとおりになります。

ギフト券仕訳4

借方は、消耗品費(費用)、

貸方は、商品券(資産)と現金(資産)、

になります。

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