【仕訳】株式を追加取得し、半数(50%)を超えた場合

問題

取引先の発行済株式の10%を取得原価80,000円で所有しており「その他有価証券」勘定(資産)で仕訳処理していたが、本日、追加で50%を取得し取引先に対する支配を獲得することになり、代金500,000円を普通預金から支払った。

解答

子会社株式の仕訳画像(株式の追加取得)

解説

この問題の前提として、発行済株式の10%を取得したとき、下記の仕訳が行われています。

その他有価証券の仕訳画像

そして、取得した会社の株式が発行済株式の半数(50%)を超えた場合、当社の子会社になるため、「子会社株式」勘定(資産)で仕訳をします。

この問題では、子会社株式の取得に、下記の①②の仕訳をします。

①勘定科目の振り替え

その他有価証券から子会社株式への振替仕訳

②株式の追加取得

株式の追加取得の仕訳画像(その他有価証券・子会社株式)

そして、上記①②を合わせた仕訳が、この問題の解答になります。

【仕訳】圧縮記帳を直接減額方式(直接控除方式)により行った場合

【仕訳】当期の決算で、法人税等を計上した場合(中間納付額あり)