【簿記】売掛金回収の仕訳を誤った場合の訂正仕訳

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問題

取引先の上野商店から売掛金30,000円を現金で回収した際、誤って売上に計上していたことが判明したため、本日、これを訂正する。

解答

売掛金の訂正仕訳(修正仕訳)

解説

この問題の前提として、上野商店からの売掛金の回収時に、下記の誤った仕訳が行われています。

売掛金の訂正仕訳(修正仕訳)②

問題文の「誤って売上に計上していた」とは、「仕訳をする際、誤って貸方の勘定科目を売上にしてしまった」ことを意味します。

売掛金を回収しているため、貸方の勘定科目は売掛金でなければなりません。

したがって、この問題において、訂正仕訳を行うことになります。

訂正仕訳は、まず、下記のように誤った仕訳の逆仕訳(仕訳①)をして、誤った仕訳をする前の状態に戻します。

売掛金の訂正仕訳(修正仕訳)③

次に、下記のように本来の正しい仕訳(仕訳②)をします。

売掛金の訂正仕訳(修正仕訳)④

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最後に、上記①と②の仕訳を相殺したもの(①の貸方の現金30,000円と②の借方の現金30,000円を相殺したもの)を訂正仕訳(この問題の解答)とすると、理解しやすいと思います。

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