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最初に見るべき、最重要ポイント
キャッシュフロー計算書を開いたとき、最初に見るべき、最重要ポイントは、営業活動によるキャッシュフローがプラスなのかマイナスなのかです。
この段階で、その会社が安全か危険かがわかります。
▷【キャッシュフロー計算書】(営業・投資・財務)3つの活動の違い
私は、株式投資を行っており、様々な会社のキャッシュフロー計算書を見ていますが、営業活動によるキャッシュフローがマイナスの会社に投資することはありません。
営業活動によるキャッシュフローは、本業でどれだけキャッシュ(現金及び現金同等物)を稼ぎ出したのかを表します。
順調に業績が伸びている会社であれば、通常、営業活動によるキャッシュフローはプラスになります。
したがって、営業活動によるキャッシュフローがマイナスの危険な会社には、投資しないようにしています。
その上で、投資活動によるキャッシュフローや財務活動によるキャッシュフローのプラス・マイナスを見ていきます。
これにより、営業活動のキャッシュフローレベルでは安全という枠に入れた会社では、財務的に優良なのか、積極的に発展しようとしてるのか、事業の縮小など出直しを図っているのかなど細かい部分が見えてきます。
一方、危険という枠に入れた会社は、別の事業展開を図っているなど一発逆転を狙っているのか、倒産間際の悪あがきをしているのか、それとも倒産状態にあるのかなどが見えてきます。