損益計算書の表示
売上高は、売上原価より大きいのが一般的です。
この場合、売上高から売上原価を控除した額は、売上総利益金額として損益計算書に表示しなければなりません。
しかし、売上原価が、売上高より大きくなる場合があります。
例えば、仕入れた商品を希望していた価格で販売できず、仕入れ価格未満で販売した場合などです。
この場合、売上原価から売上高を控除した額は、売上総損失金額として損益計算書に表示しなければなりません。
なお、関係会社に対する売上高が、売上高の総額の100分の20を超える場合には、その金額を注記しなければなりません。