【簿記】借用証書により借入れた金銭を、返済した場合の仕訳

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問題

当店は、半年前に得意先東京商店から100,000円を借用証書にて借り入れたが、本日、返済日を迎え、利息3,000円とともに現金で返済した。

解答

借入金返済時の仕訳

解説

この問題の前提として、半年前の借り入れ時に、下記の仕訳をしています。

借入金の仕訳

金銭の借り入れは、通常、借用証書(お金を借りたことを証明する書類)に必要事項を記載して行い、上記のように、貸方に借入金(負債の増加)の仕訳をします。

そして、借用証書により借り入れた金銭を返済するこの問題において、借方に借入金(負債の減少)の仕訳をします。

また、利息の支払いは、借方に支払利息(費用の発生)の仕訳をします。

なお、東京商店は、半年前に当店に100,000円を借用証書にて貸し付けたが、本日、返済日を迎え、利息3,000円とともに現金で返済を受けています。

東京商店の半年前の貸し付け時の仕訳は、下記のとおりになります。

貸付金の仕訳

借用証書より金銭を貸し付けた場合、上記のとおり、借方に貸付金(資産の増加)の仕訳をします。

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そして、東京商店は、借用証書により貸し付けた金銭の返済を受けた時、下記のとおり、貸方に貸付金(資産の減少)の仕訳をし、また、利息の受け取りは、貸方に受取利息(収益の発生)の仕訳をします。

貸付金と受取利息の仕訳

金銭の貸し借りは、借用証書によるものの他に、手形を使ったものもあります。

手形を使った金銭の貸し借りの詳細については、「手形借入金」と「借入金」の違いと、「手形貸付金」と「貸付金」の違いにまとめてありますので、よろしければご覧下さい。

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