【簿記】固定資産の「除却」と「廃棄」の違い

除却(じょきゃく)

機械装置、車両、備品などの固定資産に利用価値がなくなった場合、もう使わなくなるため、事業の用から取り除きます(倉庫などにしまっておきます)。

このように、固定資産を事業の用から取り除くことを「除却(じょきゃく)」といいます。

なお、固定資産を除却した場合の仕訳問題は、「固定資産を除却した場合」の記事にまとめてありますので、よろしければご覧ください。

【減価償却】(定額法・定率法)と(直接法・間接法)の違い

廃棄(はいき)

利用価値がなくなった固定資産(機械装置、車両、備品など)を売却できないときは、棄てることになります。

このように、固定資産を棄てることを「廃棄(はいき)」といいます。

なお、固定資産を廃棄した場合の仕訳問題は、「使用不能となった固定資産を廃棄した場合」の記事にまとめてありますので、よろしければご覧ください。

【仕訳】圧縮記帳を直接減額方式(直接控除方式)により行った場合

【仕訳】固定資産の取得原価に含める税金と、含めない税金の取り扱い