※本ページはプロモーションが含まれています。
利息及び配当金の受取額
受取利息(お金を貸し付けた場合にもらう利子)と受取配当金(株式を保有している場合にもらえるお金)を、キャッシュフロー計算書に記載する方法には、下記の①②があり、いずれかを選択適用することになります。
ただし、一旦適用した方法は、その後の会計期間(事業年度)においても、継続して適用しなければなりません。
例えば、下記の①の方法を適用した場合、その後の会計期間においても、継続して①の方法を適用しなければなりません。
方法 ①
営業活動の区分に記載する方法(多くの企業で採用されています)
▷【キャッシュフロー計算書】(営業・投資・財務)3つの活動の違い
方法 ②
投資活動の区分に記載する方法
金額を記載する際の注意点
受取利息や受取配当金をキャッシュフロー計算書に記載する場合、記載する「金額」に注意しなければなりません。
当期の損益計算書に記載されている受取利息や受取配当金の金額に、前期と当期の貸借対照表に記載されている経過勘定項目(未収収益・前受収益)を調整して、当期のキャッシュフロー計算書に記載する受取利息や受取配当金の金額を算出しなければなりません。