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楽天が提供する、フリマアプリの「ラクマ」。
この記事では、「ラクマ」で商品(不用品等)を売った後、売上金を、オンライン電子マネーの「楽天キャッシュ」にチャージし、「楽天キャッシュ」で買い物した場合の仕訳を、具体例を用いて解説します。
「ラクマ」の売上金を「楽天キャッシュ」にチャージすると、楽天グループ各種サービス(楽天市場・楽天ファッション等)での支払いに利用することができます。
なお、出品した商品が売れ、商品を発送し、評価が完了するまでの仕訳は、下記の記事にまとめてありますので、よろしければご覧ください。
▷【仕訳】ラクマで、不用品等が売れた場合の、送料負担者別の仕訳
また、ラクマで商品を売った後、振込申請をして、自分の銀行口座に売上金が振り込まれた場合の仕訳は、下記の記事にまとめてありますので、よろしければご覧ください。
▷【仕訳】ラクマの売上金が、銀行口座に振り込まれた場合の仕訳
※ 確定申告には、わかりやすい操作画面でおなじみの、ずっと無料で利用できるやよいの白色申告オンラインや、初年度無料で利用できるやよいの青色申告オンラインがおすすめです。
具体例(1)楽天キャッシュにチャージした場合
例えば、販売金額10,000円、販売手数料660円、出品者負担の送料800円の取引が完了している場合、楽天キャッシュにチャージできるのは、売上金8,540円です。
《売上金の算式》
10,000円 − 660円 − 800円 = 8,540円
この8,540円は、出品した商品が売れ、商品を発送し、評価が完了するまでの仕訳をすると、「売掛金」として計上されています。
詳細については、下記の記事をご覧ください。
▷【仕訳】ラクマで、不用品等が売れた場合の、送料負担者別の仕訳
そして、売掛金8,540円を楽天キャッシュにチャージした場合、チャージした日に、下記の仕訳①をします。
貸方の「売掛金」は、売上金です。
借方の「仮払金」は、楽天キャッシュです。
仮払金とは、お金を支払ったが、まだ、その内容がはっきりしていない場合、借方に用いる勘定科目です。
上記の仕訳①が理解しづらい方は、まず、売上金8,540円を自分の銀行口座に振り込んでもらったと仮定して、下記の仕訳②をします。
次に、8,540円を、自分の銀行口座から楽天キャッシュにチャージしたと仮定して、下記の仕訳③をします。
▷商品券(Amazonギフト券など)の、取得時と使用時の仕訳
仮払金は、お金を支払ったが(楽天キャッシュにチャージしたが)、まだ、その内容がはっきりしていない場合(楽天キャッシュで何も買っていない場合)、借方に用いる勘定科目です。
そして、仕訳②と仕訳③を相殺したもの(仕訳②の借方の普通預金8,540円と、仕訳③の貸方の普通預金8,540円を、相殺したもの)が、仕訳①になると考えると、理解しやすくなると思います。
▷【仕訳】メルカリで、不用品等が売れた場合の、送料負担者別の仕訳
具体例(2)楽天キャッシュで買い物した場合
具体例(1)の続きになります。
現在、売上金を楽天キャッシュにチャージして、仮払金(楽天キャッシュ)が8,540円分あります。
この楽天キャッシュで、例えば、消耗品(文房具・コピー用紙等)3,000円を購入した場合、購入した日に、下記の仕訳④をします。
貸方の「仮払金」は、楽天キャッシュです。
借方の「消耗品費」は、消耗品です。
楽天キャッシュにチャージした時点では、まだ、何に使うかわからないため、借方に「仮払金」の仕訳①をします。
そして、楽天キャッシュで買い物した日に、仕訳④をして、「仮払金」を適切な勘定科目(文房具・コピー用紙等の場合は「消耗品費」ですが、例えば、棚・パソコン等の場合は「備品」)に振り替えます。
※ 確定申告について、パソコンを使って電子申告(e-Tax)する場合、マイナンバーカードを読み取るためのICカードリーダー(例えば、ICカードリーダー USB-NFC4Sなど)が必要になります。
▷個人事業主が、楽天カードの審査に通過するために注意した7つのこと
【公式サイト】
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